電子マネーの件 皆様、賢く使ってお得な暮らしを実現してください。

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皆様こんにちは。5月31日は前回お伝えした通り、運動会がピークを迎えます。週末は、天気もよさそうで昨年のように、高温の中で運動会が開催できそうです。良かったですね。
さて、本日は「電子マネー」の話をしたいと思います。ホクノーでは北海道のスーパーとしては初めて、電子マネーEdyの決済をはじめました。みなさん、電子マネーにどのような考えをおもちでしょうか?先駆的に始めたので弊社でも手探りで始めましたが、結果としてはやって良かったと思っております。特に、電子マネーは小銭を必要としないため、高齢者のお客様にも大変重宝されております。また、決済時間の短縮にも一役かっております。弊社では、このEdyの16桁の番号を顧客管理に利用しております。(勿論、顧客情報はごく限られたもの以外は見ることのできない状況で運用しております。)Edyをかざし顧客認識を行い、翌月の割引サービスに利用したり、来店ポイントの付与サービスをKIOSKで行ったり、伝票を記載することなく配達サービスを承ったりすることが可能です。
お客様のメリットも大きいものがあります。私は、ANAのマイレージクラブ会員ですが、スマートフォン(アンドロイド)にEdyのアプリをダウンロードして利用しております。弊社では、ホクノーフレッシュクラブ(https://hokuno.co.jp/wordpress/campaign/hokuno-fresh-club-card/)を発行しておりますが、スマホやANAカード、楽天カードなどをお持ちの方は、こちらを利用した方が実はお得です。なぜなら、たとえばスマホでホクノーでEdy決済した場合、ホクノーで付与しているメリットに加え、各種ポイントの二重どりが可能になります。私の場合、ANAのマイルを選択しておりますので、ホクノーのメリット+200円で1マイルのANAのマイルを獲得できます。また、月額300円を支払う必要がありますが、ANAマイレージクラブモバイルプラスにも加入しておりますので、200円で2マイル(2014年9月30日までは、なんと200円で3マイルも付与されます。)
そればかりではありません。決済時に上述のマイルが付与されるほかに、入金時(チャージ時)にANAのダイナースクラブカードでチャージを行っておりますので、チャージ時にも200円で1マイルのマイルがたまります。(Edyカードにチャージの場合、チャージにはPCにパソリなどが必要となります。また、チャージ時にポイントが付与されるクレジットカードは限られておりますので、詳しくはクレジットカード会社へご確認ください。)
すなわち、決済時に200円で3マイル、チャージ時に200円で1マイル+ホクノーのメリットが得られるのです。マイルだけでも、200円で4マイルですので、マイルを1円と換算すれば、100円で2%もの還元になります。通常のスーパーマーケットのポイントをよく計算してみてください。還元率2%はポイント〇〇倍の日に該当するはずです。また、足切りなどがあり、ポイントの付与金額が500円とか、1,000円とかにしますと、その間の金額で購入するケースが増えるので、ポイントの実質還元率は計算上よりも低くなります。
私は、さらに、公共料金や生命保険などの支払いもANAカードに集約しております。この場合100円につき1マイルのマイルがたまります。電気料金、ガス、生命保険の支払でマイルがたまるというのはすごいですね。たまったマイルは、東京~千歳の往復航空券は15,000マイルですので、航空券にしております。ANAの東京~千歳の往復航空券の代金が15,000円というのは絶対にないので、往復で40,000円程度と勘案すれば、40,000÷15,000=2.66倍の価値になり、還元率まで遡れば100円で5%を超える還元率が実現します。連日、この還元率を実現している流通企業はないと思います。ちなみに、ハワイ~千歳のエコノミークラスの往復航空券は40,000マイル+燃油サーチャージ、ビジネスクラスの航空券は65,000マイル+燃油サーチャージになります。ハワイのビジネスクラス往復は安くて30万円程度はしますので、この場合、マイルの価値はさらに上がり、還元率もさらに上がることになります。
このようにお客様にとっても、便利であるとともに、凄いお得であることがご理解いただけると思います。勿論、飛行機には全く乗らないお客様は、付与ポイントに、楽天スーパーポイントやポンタ、ヨドバシゴールドポイント、T-ポイント、ヤマダポイントなどをご選択いただけます。
飛行機はそんなに乗らなくても、結構マイルは溜まります。ただし、ポイント付与から3年程度で失効するケースが多いです。また、ほかのポイントに関しても同様です。ポイントに関しては、現行の法令では各企業のサービスの一環としてみなされており、法令で保護されている状況にはありません。すなわち、発行企業が破綻した場合、ポイントも消滅するケースがほとんどかと思います。(Edyの場合、資金決済法で保護されておりますので、1/2の供託義務がございます。他社のプリペイド型の電子マネーも同様です。また、サーバー応答型のものも供託義務が発生しております。)このように、電子マネーはマネーなのでしょうが、ポイントやマイルは、マネーのように使われておりますが、バリューであり、マネーではない宙ぶらりんな状況にあると言えます。会計上の処理も、ほぼ全額を引き当てている企業の他に、引当不足と思われる企業も散見されます。(IFRS等の差異については、トーマツさんのサイトが分かりやすいと存じます。⇒トーマツポイント会計
弊社では、このようなことを勘案の上、即時値引きを原則として、ポイントの付与を積極的には行っておりません。しかしながら、お客様へのメリットは最大限に考慮して、今後もサービス拡充に努める所存です。現在、iphoneにはおサイフケータイ機能はついておりませんが、秋口に予定されている、iphone6のリリースでNFC+おサイフケータイ機能の追加を個人的に強く期待しております。
長くそして読みずらく申し訳ございません。ちょっとオタク魂に火がついてしまいました。